★クールビズ
環境省では、平成17年度から、過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイル「クールビズ」として、適切な室温管理とその室温に適した軽装などの取組みを呼びかけています。
健康を第一に、エアコンの温度を柔軟に設定しながら、無理なく実践していきましょう。
◇デコ活アクション:クールビズで、「働き方」を快適に!(令和7年度)
https://www.env.go.jp/press/press_04813.html
★国税庁創立記念日(6月1日)
1949(昭和24)年、大蔵省(現:財務省)の外局として国税庁が創設されました。
国税庁のホームページ「国税庁の創設」のページに詳しい説明が掲載されています。ご興味のある方はご覧ください。
◇国税庁の創設(国税庁)
https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/sozei/shiryou/library/18.htm
★梅雨
6月といえば梅雨の季節です。
しっかりと対策し、食中毒などに注意しましょう。
◇梅雨(長雨)に増殖するカビはどう防ぐ? 家中のカビの取り方と対策(東京ガス)
https://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/2277
◇令和7年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)(気象庁)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
★父の日
父の日の由来は、アメリカ・ワシントン州のJ.B.ドット夫人が、ドット夫人ら6人の子供を男手一つで育てあげた彼女の父に感謝し、「母の日」があるなら父に感謝する日も必要であると、1909年6月19日(第3日曜日)に「父の日」の制定を提唱したことがきっかけであると言われています。
アメリカで正式に「父の日」が祝日となったのは1972年のことで、日本の「父の日」は、1950年頃から広まり始めました。
母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日の花はバラとなった由来は、ドット夫人が父親の墓前にバラを供えたためとされています。
日頃一生懸命働いてくれているお父さんに感謝し、プレゼントを贈ったり、家族で食卓を囲んだりして過ごしてみてはいかがでしょう。
★時の記念日(6月10日)
「時の記念日」をご存じですか?
宮中に漏刻(水時計)が設置され、時が告げられるようになった天智10年4月25日、西暦では671年6月10日が起源であるとされ、東京天文台と生活改善同盟会が1920(大正9)年に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を高めてもらおうという願いから記念日として定めました。
変化の激しい時代に生きる私たちにとって、時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。時には足を止め、時間の大切さをかみしめるゆとりも必要なのではないでしょうか。
★あじさい
6月はあじさいの季節です。名前の由来は「あづさい」が変化したものらしく「あづ(集)」「さい(真藍)」で、青い花が集まって咲く様子を表したものと言われています。
紫、ピンク、青、白などいろいろあり、花の色は土が酸性かアルカリ性かによっても変わり、酸性土壌では青色が強く、アルカリ性土壌では赤色が強くなるようです。
全国のあちらこちらであじさい祭りが行われます。綺麗なあじさいを観て、入梅のじめじめとした気分を吹き飛ばしましょう。
★衣替え
6月1日と10月1日は「衣替え」の日です。
衣替えの週間は、宮中の行事として始まったもので、季節の変化がはっきりしている日本特有の習慣です。
当時は中国の風習に倣って陰暦の4月1日と10月1日を衣替えとしていましたが、明治になってからは6月1日と10月1日に行われています。
現在は季節の変わり目がはっきりしないためか、そのときの気温に合わせて衣替えをするようになり、どうやらこの習慣は徐々にすたれてきているようです。
しかし、和服はまだこの習慣が残っていて、6月になると単衣(ひとえ)といって裏地の付いていない着物を着、10月になると袷(あわせ)といって裏地がついている着物を着るというきまりになっています。
学校や官公庁でもこの習慣は残っていますので、制服が冬服から夏服にかわるのを見て衣替えの季節が来たのを感じます。
★芒種(ぼうしゅ)
「芒種(ぼうしゅ)」は二十四節気の一つであり、6月6日頃(またはこの日から夏至までの期間)をいいます。
「芒種」とはノギ(イネ科植物の実の外殻にある針のような毛)のある穀物の種です。つまり稲や麦などの種をいいます。また、「穂が出る穀物の種を蒔く」という意味でもあり、この頃は種まきを始め農家の忙しくなる時期です。
ちょうど梅雨に入る頃で、少し蒸し暑くじめじめする時期ですね。梅雨は南の方から次第に北上して来ます。ちなみに暦の上での入梅は6月11日です。
★夏至(げし)
「夏至(げし)」は二十四節気の一つであり、6月21日頃(またはこの日から小暑までの期間)をいいます。
太陽は最も北に寄り、北回帰線の真上までくるので、昼間の時間が一年で一番長いですが、実際の季節では梅雨の時期のため、日照時間はそれほど長くは感じられません。
また、農家は田植えに忙しくなる時期です。花しょうぶや紫陽花などの雨が似合う花が咲く季節でもあります。
★赤十字運動月間
5月1日は、日本赤十字社の前身である「博愛社」が創設された日であり、5月8日の「世界赤十字デー」は、赤十字の創始者であるアンリー・デュナンの生誕の日です。
こうした歴史的な日のある5月は「赤十字運動月間」です。
この機会に、あなたにもできることを実践してみませんか。
◇日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/
★母の日
5月の第2日曜日は母の日です。
日本で初めての母の日を祝う行事が行われたのは明治の末期頃で、大正時代に教会で行われてから、徐々に一般に広まっていき、1937年(昭和12年)に森永製菓が告知を始めたことで全国的に広まったとされています。
当時、母が健在なる人は母性愛を表す赤いカーネーションを、母が亡くなられた人は白い花を胸に飾っていましたが、業界の提唱もあり、次第に母に花を贈るというスタイルになってきたようです。
母の日には母への感謝の意を表わしましょう。
◇母の日はいつ?(All About)
https://allabout.co.jp/gm/gc/220752/
★世界禁煙デー
5月31日は世界禁煙デーです。1988年にWHO(世界保健機関)が定め、毎年世界中で行なわれる祭典です。
日本では、この日から6月6日までの1週間が禁煙週間となっています。
タバコの煙には、依存症の原因となるニコチンのほか、タールや一酸化炭素、ヒ素やカドミウムなど、200種類以上の有害物質が含まれています。
禁煙はいつはじめても遅くはありません。喫煙習慣が確立されていても、禁煙することにより、喫煙に関連のある病気のリスクが下がることが明らかになっています。まずは、1週間禁煙をしてみませんか?
◇たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/tobacco/
◇日本禁煙学会
http://www.jstc.or.jp/
★五月病
この時期になると「五月病」という言葉をよく聞くようになります。もともとは新人社員や新入生などが4月からの新しい環境に適応できないことに起因する精神不安定な状態を表わしますが、学生よりは新社会人、さらには勤続年数もあり、仕事でもひととおりの事ができるようになった人にも使われる言葉になってきています。
原因としては、新しい生活環境・人間関係、入学・入社試験といった目標を達成したことによる目標の喪失、思い描いていた理想と現実のギャップといったものがあるようで、症状も「やる気が出ない」「食欲がわかない」といった軽いものから、頭痛や不眠症などの重い症状になることもあるそうです。
重い症状が出てしまったら専門の医療機関を訪れることが必要となりますが、軽い症状の場合は、五月病をきっかけとして自分を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
「新しい環境に慣れない」場合は無理をせず長いスパンで考えてみましょう。今は急激な変化で疲れがたまってしまっています。気持ちを落ち着けて楽観的に物事をとらえてみましょう。
「やる気が出ない」場合は、その原因はなにか考えてみましょう。そこから新たな目標が生まれるかもしれません。
気分が暗く沈みがちになりますが、気分を楽にして自分自身を見つめなおすチャンスととらえ、新生活を充実させていきましょう。
★立夏(りっか)
「立夏(りっか)」は二十四節気の一つであり、5月6日頃(またはこの日から小満までの期間)をいいます。カレンダーには「夏が立つ」などと記載されている場合もあり、これは、簡単に言えば「夏が来たよ」という意味です。
暦の上ではこの日から立秋までが夏となります。青葉・若葉が太陽の光に照らされ、キラキラと輝く季節です。山野に新緑が目立ちはじめ、いよいよ夏の気配が感じられます。ゴールデンウィークである立夏の頃は、気持ちの良い風が吹き、晴天が続くので、外に出ることが楽しみな時期でもあります。
★小満(しょうまん)
「小満(しょうまん)」は二十四節気の一つであり、5月21日頃(またはこの日から芒種までの期間)をいいます。西日本では、はしり梅雨が現れる頃です。
「小満」とは秋にまいた麦などに穂がつく頃で、「今のところは順調だ、よかった。」とほっと一安心(少し満足)したことから、「小満」と言う名前が付いたようです。
この頃は陽気が良くなり、草木などの植物も次第に生長して、生い茂っていきます。
★お花見
お花見といえば、皆さんはどんな花を思い浮かべますか?
お花見=「桜」の花、という方も多いのではないでしょうか。
お花見の起源は奈良時代。貴族の行事から始まったと言われています。
当時は、「梅」の花を観賞していたようです。
現代のように桜の花を観賞するようになったのは平安時代。嵯峨天皇が催した「花宴の節」からと言われています。
どちらの花も、満開の時期は何とも言えない美しさを感じます。
暖かい日は、お花見に出かけてみませんか。
★卯月
卯月は卯の花(ウツギの花)が咲く季節なので、「卯の花月」の略とする説が有力とされていますが、卯月の「う」は「初」や「産」を意味し、一年の最初を意味としたとする説もあります。
春の季語で「山笑う」という語がありますが、春になり木々が芽吹きの季節になると、雪国の山は春紅葉や山笑うなどと称される淡い美しさに包まれます。
春は入社式、入学式、入園式と人も新しい芽をだし輝く季節ですね。
★清明(せいめい)
二十四節気のひとつ。4月5日頃、または、この日から穀雨までの期間をいいます。
いよいよ冬と決別して温暖な季節となるので、旧暦時代には4月1日を衣替え(ころもがえ)の日としていました。この日から冬の着物の綿入れの綿を抜いて袷(あわせ)に衣を替えたことから、四月一日と書いて「わたぬき」という姓があるほどです。
お花見シーズンとなり、楽しい宴会を予定されている方も多いかと思います。花より団子という言葉がありますが、心落ち着けてゆっくりと花を眺めてみるのもよいのではないでしょうか。
★穀雨(こくう)
二十四節気のひとつ。4月20日頃、または、この日から立夏までの期間をいいます。
田畑の準備が終わり、春の雨の降るころとされています。
穀雨とは文字通り雨が百穀を潤すことから名づけられたものです。この春、生活環境の変化があった方も多いでしょう。変化にも慣れ、ほっと一段落したところで気が緩みがちです。五月病などにならぬよう、育ちの雨を受けてここでもう一度気を引き締め直しましょう。
★八十八夜
八十八夜は、季節の変化の目安となる雑節のひとつで、立春を起算日として88日目にあたる日をいいます。
八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきましたが、「八十八夜の忘れ霜」「さつき寒」とも言い、霜もなく安定した気候かと思えば、急に気温が下がって、霜が降ることもあります。
「霜なくて曇る八十八夜かな(正岡子規)」
茶摘みが最盛期である八十八夜、八十八夜に摘まれた新茶は不老長寿の縁起物としても知られています。
美味しいお茶を飲んで初夏を迎えませんか。
★ホワイトデー
3月14日はホワイトデーです。
今では当たり前になったホワイトデーですが、これは日本から始まった習慣で、欧米ではみられないそうです。元々は、「全国飴菓子工業協同組合」の発案により、2月14日のチョコレートのお返しに、飴を贈ろうというキャンペーンがきっかけだったそうで、1980年にスタートしたものです。
近年は社交辞令的なやりとりに否定的な意見もあるようですが、甘いものを送ることをきっかけに、年中行事として人間関係の円滑化に役立てるのもいいかもしれません。
今年のホワイトデーは、キャンデーを贈ってみてはいかがでしょうか。
◇ホワイトデー公式サイト(全国飴菓子工業協同組合)
https://www.candy.or.jp/whiteday/
★花粉対策
暖かくなると外出する機会が増え、嬉しい反面、困る方も多いのではないでしょうか。暖かくなると困ること・・・それは花粉です。
この花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす花粉症を発症します。
花粉症の症状を軽減するための対策として次の方法があります。
【花粉を防ぐ方法】
・マスクの装着
・メガネの装着
・花粉の付きにくい服(素材)を着用
・家の中に花粉を持ち込まない
・手洗い、洗顔
・室内の換気と掃除
・その他の花粉症グッズの活用
なかでもマスクは、インナーマスクを用いることでさらに、花粉除去率がアップするそうです。花粉症の方は、実践されてみてはいかがでしょうか。
【インナーマスクの作成方法】
材料:市販のガーゼと化粧用のコットン
1.ガーゼを縦横10㎝程度に切り、2枚用意
2.化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
3.市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
4.鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
5.3.のガーゼをあてたマスクを装着する
6.息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする
◇花粉情報サイト(環境省)
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/
★お彼岸
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるようにお彼岸は季節の区切りです。
春分・秋分の日が、太陽が真東から昇って真西に沈むことから、西方極楽浄土の信仰と結びついた日本独自の仏教行事です。
彼岸という言葉は、古代インド語のパーラミター(波羅蜜多)が語源で、意味は「彼の岸へ至る」ということです。煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸」というのに対し、悟りの世界・仏の世界を「彼岸」といいます。
悟りの世界に至るために、仏教には六波羅蜜の教えというのがあります。
[布施]他人へ施しをすること
[持戒]戒を守り、反省すること
[忍辱]不平不満を言わず耐え忍ぶこと
[精進]精進努力すること
[禅定]心を安定させること
[智慧]真実を見る智慧を働かせること
彼岸に行くことを願って、行いを慎むことがお彼岸法要の本来の意味です。
彼岸へ到達するために、常日ごろ、忙しさに追われ、自分自身の仏心を見つめることのできない人々が、春分の日と秋分の日の前後3日の7日間、善事を行い、先祖への報恩感謝を表わすことをいいます。
★啓蟄(けいちつ)
二十四節気のひとつで、3月6日頃、および、この日から春分までの間をいいます。
冬の間、地中に巣ごもりしていた虫(蟄)たちが目覚め、穴を開いて(啓いて)、活動し始める頃です。また、柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲く頃でもあります。
この時期は、一雨降るごとに気温が上がっていき、春に近付いていきます。
日差しも徐々に暖かくなってきます。
★春分(しゅんぶん)
二十四節気のひとつで、3月21日頃、および、この日から清明までの間をいいます。
秋分と同じく、春分には日の出から日没までの昼と、日没から日の出までの夜の長さが等しくなります。また、太陽は真東から昇って、真西に沈みます。
この頃、各地の桜の開花が報じられ、花見は何日が良いかと桜前線の北上が気になります。一年中で最も心の浮き立つ時期ではないでしょうか。またこの日の前後に、家族でご先祖様のお墓参りに行く習慣もあります。
★白酒
昔からひな祭りには白酒を飲む風習がありますが、甘酒と白酒の違いをご存知ですか?
甘酒はご飯やおかゆなどに米こうじを混ぜて保温し米のデンプンを糖化させたもので、アルコールをほとんど含まない甘い飲み物ですが、白酒は、みりんや焼酎などに蒸したもち米や米こうじを仕込み、1ヶ月程度熟成させたもろみを軽くすりつぶして造った酒のことをいいます。
もともとは桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから、桃の花を酒に浸した桃花酒(とうかしゅ)を飲む風習があり、その後、江戸中期になってから、白酒が好まれるようになったそうです。
最近は、子供向けのアルコール分のない白酒が売られているので、親子で楽しむことができますね。
★御祝い(祝儀袋の様式)
春は入園、入学、進学、そして就職など御祝い事が多い季節です。
そこで、御祝い金を贈る場合の祝儀袋の決まり事をいくつかご紹介します。
【表書き】
どんな贈り物かをしるしたものが表書きです。贈る気持ちを字に込めて様々な表書きが使われます。
入園祝・・・「御祝」・「御入園御祝」
入学祝・・・「御祝」・「御入学御祝」
進学祝・・・「御祝」・「御進学御祝」
【中包み】
中包みには、表に金額、裏に氏名と住所を記入します。金額は表中央にくるよう記載し、文字は漢数字で書き止めます。
もし中包みがない場合は、和紙などで祝い金を包むという、ちょっとした心遣いがあると嬉しいものです。
【水引】
水引とは、丁重な贈り物やお供え物をする際、包み紙を結ぶ時に使われる紙紐のことです。本来神様にお供え物をする際の「しめ縄」が変化し、今のような形になったそうです。繰り返し祝いたいことには、蝶結びにするなど、結び方にも贈る心を表現します。
慶事において水引の本数は奇数で作られていて、これは偶数だと「割り切れる=分かれる・離れる」などの縁起の悪い印象から避けられているためだそうです。
蝶結び/両輪結び
七五三や入学祝い、出産祝いなど、何度あっても良い場合に使われます。
結び切り・あわび結び
結婚・弔事など一度で良い、若しくは二度と起こらないでほしい場合に使われます。
★令和7年度税制改正について
令和7年度の税制改正では、主に次のような改正があります。
(令和7年度税制改正の大綱(閣議決定:令和6年12月27日)に基づく)
◆所得税制
・基礎控除の引き上げ
・給与所得控除の最低保障額の引き上げ
・特定親族特別控除(仮称)の創設
◆資産課税制
・非上場株式等に係る贈与税の納税猶予の特例制度における役員就任要件の緩和
・個人の事業用資産に係る贈与税の納税猶予制度における事業従事要件の緩和
・直系尊属から結婚・子育て資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置の適用期限延長
◆法人税制
・中小企業者等の法人税の軽減税率の特例の見直し・延長
・中小企業経営強化税制の見直し・延長
・中小企業投資促進税制の見直し・延長
◆消費税制
・外国人旅行者向け消費税免税制度の見直し
◆国際課税
・グローバル・ミニマム課税への対応
・外国子会社合算税制の見直し
◆地方税制
・給与所得控除の見直し(個人住民税)
・特定親族特別控除(仮称)の創設(個人住民税)
◆防衛力強化に係る財源確保のための税制措置
・防衛特別法人税(仮称)の創設
◆納税環境の整備
・電子取引(取引情報の授受を電磁的方式により行う取引をいう)の取引情報に係る電磁的記録の保存制度の見直し
・税通知書等に係るeLTAX経由での送付
・・・等
詳細は、当事務所の担当者より巡回監査時にご案内いたします。
★「月次決算速報」をご活用ください!
当事務所よりメールでお届けしています「月次決算速報」、ご覧いただけましたか?
多くの経営者から大変好評いただいています。
【利用者からの声】
・出張で監査に同席できない月でも、タイムリーに報告されるためありがたい。
・売上高や限界利益などがグラフで可視化されるため、現状を把握しやすくなった。
「月次決算速報」として、次の5点をメールさせていただいています。
ぜひ、経営の現状把握と改善にご活用ください!
(1)変動損益計算書
(2)売上高の内訳と変動損益計算書からわかること
(3)売上高・限界利益・経常利益の推移グラフ
(4)自己資本比率の推移グラフ(法人の場合のみ)
(5)その他報告事項
★令和6年分確定申告の準備のお願い
確定申告の時期が近づいて参りました。各種資料のご確認(準備)をお願いいたします。
1.確定申告のための申告基礎資料
2.不動産所得関連の申告資料
3.その他の確認事項(不動産等の売却、損害の発生、財産の贈与、国外財産の保有、一定の財産の保有)
また、マイナンバー法の施行に伴い、所得税申告書、消費税申告書又は償却資産申告書の作成・提出およびそれに関連する申請書・届出書等の作成・提出のために、マイナンバー(個人番号)をご提供いただく必要があります。
ご本人と配偶者・扶養親族等(注)の番号確認書類のご用意もあわせてお願いいたします。
(注)配偶者・扶養親族等は、次の1~6の人をいいます。
1.同一生計配偶者 2.配偶者特別控除の適用対象となる配偶者
3.事業専従者である配偶者 4.控除対象扶養親族
5.16歳未満の扶養親族 6.事業専従者である親族
なお、貴社にご準備いただきたい資料の詳細につきましては、当事務所の担当者より巡回監査時にご案内いたします。
正しい所得税確定申告のため、令和7年○月○日までに当事務所までご提出くださいますようお願いいたします。
★4月から65歳までの雇用確保が完全義務化されます
高年齢職業安定法による高年齢者雇用確保措置の経過措置(継続雇用制度の対象者を限定)が令和7年3月31日で終了します。
これに伴い、65歳までの雇用確保が完全義務化となります。
4月1日以降は、高年齢者雇用確保措置として以下のいずれかの措置を講じる必要があります。
(1)定年制の廃止
(2)65歳までの定年の引き上げ
(3)希望者全員の65歳までの継続雇用制度の導入
※経過措置終了前の就業規則において、経過措置終了後には希望者全員を65歳まで継続雇用する旨が定められていない場合は、就業規則を変更する必要があります。
当措置の対応の際に活用できる、高年齢雇用継続給付制度をご紹介します。
これは、60歳以上65歳未満の雇用保険被保険者に、賃金が60歳到達時点に比べて75%未満に低下した状態で働き続ける場合に支給される制度です。事業主を経由して支給申請等の手続きを実施します。
◆高年齢雇用継続給付の内容及び支給申請手続について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001282595.pdf
制度の申請を検討される場合は、当事務所の担当者にご相談ください。
★「ノロウィルス」にご注意!
ノロウィルス感染による胃腸炎は1年中発生しますが、特に1~2月がピークとなります。
ノロウィルスの潜伏時間は24~48時間といわれ、感染すると吐き気、嘔吐、下痢、腹痛等のお腹にくる風邪とよく似た症状がでます。
一般的に症状は1~2日で治まりますが、幼児や高齢者など体の抵抗力が弱っている人が感染すると重症になることがあり、注意が必要です。
<予防策・注意事項>
(1)帰宅後、トイレ後、食事の前、調理前などには石鹸をつけて手を洗いましょう。
(2)加熱できる食品は、中心部まで十分に加熱しましょう。
(75度以上で2分間)
(3)おう吐物や便には直接触れないようにし、拭いた後は薄めた塩素系消毒剤(ハイター、ブリーチなど家庭用漂白剤は200倍に薄める)で消毒します。
おう吐物や下痢で汚れた衣類は分けて洗濯し、塩素系漂白剤に30分間程度浸し消毒してから洗濯してください。
◇ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
★「ヒートショック」にご注意!
冬になると「ヒートショック」という言葉をよく耳にします。
「ヒートショック」とは、“温度の急激な変化により、血圧が大きく変動することで起こる健康被害”をいいます。
寒いこの季節、室内の「ヒートショック」が増加します。入浴中の「ヒートショック」による急死は交通事故死亡者数の4倍以上におよぶことをご存じですか。
身近に起こる危険「ヒートショック」についての正しい知識を身につけ、有効な対策を実践してみましょう。
◇注意!冬に増加する入浴中の「ヒートショック」の症状とその対策
(ウチコト:東京ガス)
https://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/1408
◇STOP!ヒートショックSTATION(STOP!ヒートショック)
https://heatshock.jp/
★防災とボランティアの日
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機として、災害時におけるボランティア活動および自主的な防災活動への認識を深めること等を目的に「防災とボランティアの日」(1月17日)および「防災とボランティア週間」(1月15日~21日)が設けられました。
近年の災害においても、防災ボランティア活動は、大きな役割を果たしています。
この機会に、防災について考えてみませんか?
◇防災ボランティア関係情報(内閣府)
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/bousai-vol/index.html
★七草がゆ
七草がゆとは1月7日の朝、七草が入ったかゆを食べて無病息災を願う、古くは平安時代から伝わる風習です。この風習は中国から伝わったものだそうで江戸時代には将軍家をはじめ、一般家庭でも食べるようになったといわれています。
江戸時代には「人日」と言って五節供のひとつになっていました。文字通り人の日とされ、過去の1年の厄払いをして、これから1年の無病息災と招福を祈願する日とされており、7日の朝に七草粥を食べると1年中病気にかからず寿命ものびるといわれています。
みなさん、七草を全部言えますか?
[七草の効能]
・セリ ・・・便秘、冷え性、風邪に効果的。
・ナズナ ・・・貧血、視力に良く、高血圧、風邪の予防。
・ゴギョウ ・・・胃炎をしずめ、咳、たん、風邪の予防。
・ハコベラ ・・・整腸効果・利尿作用。口臭を予防。
・ホトケノザ・・・筋肉痛、歯痛をなくし、高血圧を予防。
・スズナ ・・・整腸・解熱効果。便秘、貧血、骨粗しょう症予防。
・スズシロ ・・・整腸・解熱効果。便秘、たんを止める。
★鏡もち
餅は、古くから神の食べ物とされ、正月には年神様へお供えし、それを下げていただくのが慣わしでした。
また、餅を丸くするのは、三種の神器の一つ、銅鏡の形からきたとも、人の心臓の形を模したものともいわれています。大小二つの餅を重ねるのは、陰と陽を重ね、福が重なるという意味が込められていると伝えられています。
1月11日には、お供えしてあった鏡もちを手や木づちで割る鏡開きが行われます。正月中に重々しく飾られていた鏡もちを割るということは、大正月の終わりと、その年の仕事始めを意味し、年神様にお供えした鏡餅で雑煮や汁粉をつくり、いただくことで1年間病気をしないといわれています。
★小寒(しょうかん)
「小寒(しょうかん)」は二十四節気の一つであり、1月5日頃(またはこの日から大寒までの期間)をいいます。
小寒と大寒を合わせた1ヶ月間は、1年中で最も寒さの厳しい時期です。
この時期を「寒中」または「寒」、小寒の節気に入る日を「寒の入り」といいます。また「寒九の雨」といって、寒の入りから9日目に雨が降ると、その年は豊年ということわざがあります。そして、その日の水を汲んでおいて薬を飲むと良いともいわれます。
★大寒(だいかん)
「大寒(だいかん)」は二十四節気の一つであり、1月20日頃(またはこの日から立春までの期間)をいいます。
文字通り、1年の中で1番寒い時期で、各地の最低気温も大寒の時期に記録されることが多いです。小寒、大寒を合わせた寒の期間には、「寒稽古」や「寒垢離(かんこり)」のように、寒さの厳しい時期にあえて、苦しい稽古をしたり、冷水をかぶる修行をしたりして、心身の鍛練を行います。
またこの時期は、寒気を利用した食物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期にもあたります。